初公開の古文書や絵図３点展示 熊大永青文庫研究センター、オンライン貴重資料展 ／熊本 - 毎日新聞

　熊本藩主・細川家にまつわる古文書の調査、修復などに取り組む熊本大永青文庫研究センターは、貴重資料展「甦（よみがえ）った絵図と古文書」をオンラインで開いている。新型コロナウイルス対策のため毎年秋の展示会をウェブサイト上で開催し、初公開の３点を展示。文書の写真上の境界線を動かして修復前後が見比べられるなどオンラインならではの仕掛けを取り入れている。【山田宏太郎】

　展示品は細川家第一家老松井家の文書群から見つかった。「細川忠興駿河御普請中掟（ほそかわただおきするがごふしんちゅうおきて）」（４７センチ×１２７センチ）は、細川家２代目当主で当時、小倉藩主だった忠興が家臣に課した規律の文書。センターによると、関ケ原の戦い（１６００年）の７年余り後、幕府は西国諸大名を駿府城の拡張工事に動員した。派遣した４人に対して忠興が交付した掟書（おきてがき）は、他大名の普請衆…

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"展示品" - Google ニュース
December 04, 2020 at 05:33AM
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