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“幽霊だらけ”の大英博物館にようこそ─古の展示物が引き起こす「怪奇現象」の数々(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

映画『ナイト・ミュージアム』では、夜になると博物館内を動き回る展示物たちの姿が描かれる。なんともファンタジックなこの設定……かと思いきや、世界最大の博物館の一つである大英博物館でも、展示品が引き起こすとされる怪奇現象がたくさん起こっているという──。 【画像ギャラリー】ようこそ「幽霊屋敷」へ 夜、最後の来館者たちが外に追い出されて、外門に鍵がかけられると、大英博物館の館内に突如、明らかな変化が訪れる。 テート・モダンやナショナルギャラリーより人気のある大英博物館は、イギリス一の観光スポットだ。2019年の来館者は620万人。1日当たり1万7千人を超える。 だが来館者が去ると、ガラス天井の中庭「グレート・コート」にそれまで絶え間なく響いていたざわめきも、囁き声ほどかすかなものになる。そしてそのまわりにある洞窟群のような展示室──その一つ一つに、人類の歴史の一片を内包した遺物が陳列されている──に重たい沈黙が広がっていく。 夜間のシフトがはじまる頃には、館内の明かりの大半が消えている。5万6千㎡の館内を早朝まで巡回する警備員たちは、懐中電灯を手に施設内を点検していく。 一般公開されている94の展示室、裏方にあるウサギの巣穴のようなオフィスや廊下、入り組んだ地下の保管庫のネットワークを巡回するなかで、警備員たちは建物のもっとも密やかな音に馴染んでゆく。 開館中は他の音に紛れて聞こえないキーという音や、ミシミシ軋むような音が、夜間には不気味なほど大きく響くのだ。

勝手に動く扉、像のまわりに漂う冷気……

こうした不可解な現象に、警備員たちは慣れている。だがそれでも時折、どんなベテラン警備員の足も止めてしまうような音や、何かが素早く動く気配、あるいは突然、胃が縮むような感覚に襲われることがある。 たとえば、「サットン・フー・ギャラリー」と呼ばれる展示室。ここには7世紀のイースト・アングリアの王レッドウォールドのものとされる恐ろしい形相をした兜をはじめ、アングロ・サクソン船に積まれていた物品が展示されている。 あるとき警備員がこの部屋の両開きの扉を施錠し、次の部屋に向かった。ところがその後、監視カメラのオペレーターに、扉が再び大きく開いていたと言われる。監視カメラのビデオを確認すると、扉がひとりでに動いている様子が映っていた。 また、「アッシリア・ギャラリー」の入口にある古代都市ニムルドの「人面有翼牡牛像」の周辺には、ところどころ冷気を感じる場所がある。 さらに、こんな話もある。ある夜、地下の「アフリカ・ギャラリー」を巡回していた警備員が、双頭犬の像の前で足を止めた。木製の胴体に刺さった無数の鉄釘からなる毛を逆立てた、この19世紀のコンゴの呪物は、謎めいた力を秘めていると警備員は信じていた。 その晩、彼はこの犬を指差したいという強い衝動に駆られる。そして実際に指を差してみると、突然ギャラリーの火災報知が鳴り響いた。 数日後、警備員はその同じ場所に弟と一緒に戻った。すると弟もまた双頭犬を指差し、再び火災報知が鳴った。

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August 16, 2020 at 09:32AM
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