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京都)古代人は疫病にどう対処したか 京都市考古資料館 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞社

 パンデミック(世界的大流行)となっている新型コロナウイルス感染症のような疫病が広がった時、古代の人々がどう対処したかを紹介する企画陳列「古代の祓(はら)い」が、京都市上京区の京都市考古資料館で開かれている。9月27日まで。

 展示品の目玉は、人の顔が描かれた墨書人面土器だ。平安京遷都(794年)の前に都が置かれた長岡京跡では、1990年代に京都市が実施した発掘調査で、約500点も見つかった。同館によれば、お祓いのために作られたものだという。

 古代の人々は、疫病や自然災害に見舞われると、顔を描いた土器に息を吹き込み、紙などでふたをして川に流すことで、そうした災厄が消えると信じていたという。顔はひげを生やしていたり、怒ったような表情だったりと多彩。お祓いをした本人とも疫病神とも考えられているという。

 今回は墨書人面土器を中心に、疫病神を乗せて穢(けが)れなどとともに水に流したとされる土馬(どば)、人の形にした板で患部などをなでて痛みや邪気を移し、川などに流した人形代(ひとかたしろ)など、約30点を展示している。

 高橋潔・副館長は「古代の人々が疫病などに襲われた時、どのような思いでお祓いをしたか、表情豊かな墨書人面土器を見て、思いをはせてほしい」と言う。

 入館無料。開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館(9月21、22日は開館、同23日は休館)。問い合わせは同館(075・432・3245)へ。(大村治郎)

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August 18, 2020 at 08:00AM
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