上がりがかかって後方勢にもチャンス
7月8日(水)の夜に大井競馬場で行われるのはジャパンダートダービー(JpnI・ダ2000m)。地方馬と中央馬が一堂に会して3歳ダート路線の頂点を決める一戦だ。 【七夕賞2020年予想】穴馬候補を本命に!福島巧者のあの馬で万馬券ゲットのチャンス!(東大HC編) 今年の注目はなんといってもカフェファラオ。ここまで無敗の3連勝、いずれもワンサイドの圧勝を演じてきた同馬にとって、ここも単なる通過点に過ぎないのか、それとも他馬が一矢報いるのか。このレースを検討していく。 まずはレース傾向から考えていく。 帝王賞の予想時に、大井の馬場が年単位で低速化していることに触れたが、JDDは勝ち時計で見ると2010年頃ともそれほど大きく変わっていない。ただ、直近の4年はいずれも後半1000mが63秒以上かかるレースになっており、それに呼応して差しや追い込みの台頭も見られる。直線も長くタフなコースだけに、先行の利だけで力量の劣る馬が大きく恵まれるということはない。 今年のメンバーではダノンファラオが逃げ候補だが、枠順の並びを考えるとスタート次第ではバーナードループ、もしくは最内のエメリミットがハナを切る可能性も。ペースは平均以上に流れそうだ。このあと触れるカフェファラオは別にして、馬券的な妙味を求めるなら差しに構えてよさを引き出せる馬の方がベターか。
1番人気×年明け5戦以内でパーフェクト
ここからは断然の1番人気が濃厚のカフェファラオについて。まずデータで言えばJDDはそもそも1番人気が圧倒的に強いレース。過去10年で【5-2-1-2】と極めて強力で、無理に逆らうのは得策ではない。 ちなみに、1番人気を背負いながら着外に敗れた2頭には、ともに「3歳になってからJDDまでに5戦以上消化」という共通点がある。つまり、よほど使い込まれて消耗していない限り、1番人気に推された馬を素直に信頼すればいいということ。 カフェファラオは今回がまだ通算4戦目。昨年のクリソベリルや一昨年のルヴァンスレーヴ同様、年明け3戦目。データの面からはかなり信頼度が高い。 強いて不安要素を挙げるとしたら内枠を引いたことだろうか。逃げた新馬戦は圧勝、前走のユニコーンSは外枠からあっさり3番手に付ける競馬で超抜のパフォーマンスを見せたが、砂を被った時のリアクションは未知の面がある。走法的にも狭い所を割ってくる小脚があるようには見えず、外枠の方が競馬はしやすいか。 もっとも、ヒヤシンスSはその内枠で大出遅れも、外をひとマクりで勝ち切った。あの競馬ができるなら杞憂に終わる可能性は高い。
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July 08, 2020 at 06:43AM
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【JDD】1番人気の取捨は年明けのローテに注目 カフェファラオ1強で間違いなし?(SPAIA AI競馬) - Yahoo! - Yahoo!ニュース
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