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(上)展示品の説明をする内山香織さん(下)開業日と翌日に配られた記念グッズの手ぬぐい。右側下に中井精也さんのサインがある=いずれも黒部市立図書館で |
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北陸新幹線開業五周年を記念した企画展が五日、黒部市立図書館で始まった。鉄道ファンの図書館司書、内山香織さん(42)が収集した開業記念グッズや新幹線関連本の展示のほか、黒部−東京間の鉄道事情の変遷なども紹介している。十五日まで。九日は休館。(松本芳孝)
展示品は、開業日の二〇一五年三月十四日と翌十五日に黒部宇奈月温泉駅で配られた開業記念グッズのピンクの手ぬぐいと、同年八月二十九日のイベントで配られた色違いの青い手ぬぐいなど約二十点。ピンクの手ぬぐいには開業時、宇奈月国際会館セレネでトークイベントに参加した鉄道写真家中井精也さんに書いてもらったサインが入っている。
このほか、十四日に黒部宇奈月温泉駅で予定され、新型コロナウイルス感染拡大予防で中止が決まった五周年イベントの記念品のハンドタオルもある。開業日の様子の映像や鉄道、新幹線の関連本五十冊もある。
黒部−東京間の鉄道関連展示は、一九一三年の北陸線全通時に十四時間もかかっていた所要時間が短くなった経緯を写真を交えて分かりやすく紹介。三五年に九時間四十六分だったが、特急はくたかの黒部駅停車で五時間三十分、上越新幹線開業で四時間二十七分、北越急行ほくほく線開業で三時間四分になった様子を伝えている。
現在、北陸新幹線を使えば黒部宇奈月温泉駅から東京まで最速二時間十分で行ける。
内山さんは「新幹線は旅情を感じず、あまり好きではなかったが、開業を機に機能美にひかれるようになった」と話した。同じ内容の展示が十九〜二十九日、黒部市のうなづき友学館で開かれる。休館日は二十三、二十六日。
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March 06, 2020 at 03:10AM
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あの興奮を もう一度 黒部市図書館 新幹線5周年記念展 - 中日新聞
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