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初展示の頼三樹三郎の漢詩書を解説する仁ケ竹亮介副主幹学芸員=高岡市博物館で |
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高岡市博物館は、勤王の志士の頼三樹三郎(らいみきさぶろう)(一八二五〜五九年、号は鴨涯(おうがい))が、高岡の片原町で医者をしていた同志の山本道斎(一八一四〜五五年)の家に滞在した際に、高岡城跡の情景を詠んだ漢詩書の掛け軸を初展示している。常設展お宝コーナー展「勤王の志士・頼三樹三郎と高岡」の展示品の一つとして紹介した。三月十五日まで。(武田寛史)
市博物館「同志との交流知って」
三樹三郎は儒学者の頼山陽(さんよう)の三男で幕末の儒学者。安政の大獄で投獄され、斬首された六人のうちの一人。漢詩書は嘉永元(一八四八)年十月から道斎宅に滞在し、高岡の同志と時局を論じ、漢詩を詠む酒宴を重ねた際に作った。箱書きから、後年の安政五(一八五八)年に清書したとみられる。
漢詩書は「万林松翠雨余清着履黄昏上古城」で始まり、うっそうとした緑の松林の雨後は清らかで、すがすがしい。靴をはいて、たそがれに古城に上った。鴨(かも)は巣に帰り、堀の水はむなしい。夕焼けの名残は、はっきりとして明るいと古城の風情を詠んだ。酒豪だったことがうかがえる「鴨涯酒徒」の文字も見られる。
京都へ旅立つ三樹三郎を道斎らが見送った場所(現在の高岡市上北島)に、高岡市の郷土史家・飛見丈繁が建立した石碑「勤王志士惜別之処(ところ)」などの写真資料も紹介している。
仁ケ竹(にがたけ)亮介副主幹学芸員(44)は「漢詩の存在は知られていたが、作品としては初展示。有名な勤王の志士が高岡で文化レベルの高い勤王の志士と交流していたことを知ってほしい」と話す。
博物館は入館無料。月曜休み。
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January 15, 2020 at 03:10AM
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勤王の志士 ほろ酔いで高岡城詠む 頼三樹三郎の漢詩書を初展示 - 中日新聞
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