低気圧と寒気の影響で、関東甲信では28日にかけて山沿いを中心に大雪となり、東京23区でも雪が積もるおそれがあります。気象庁は交通への影響や路面の凍結などに注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、28日にかけて前線を伴った低気圧が本州の南岸を東へ進み、関東甲信の上空1500メートル付近にはマイナス3度以下の寒気が流れ込む見込みです。
関東甲信では山沿いや内陸を中心に雪や雨が降っていて、午後8時の積雪は
▽神奈川県箱根町に国土交通省が設置した積雪計で18センチ、
▽山梨県富士河口湖町で積雪計で7センチなどとなっています。
関東甲信では、28日夜にかけて広い範囲で雪やみぞれが降り、山沿いを中心に平野部の一部でも大雪となるおそれがあります。
28日夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、
▽関東北部の山沿いで40センチ、
▽甲信で30センチ、
▽関東北部の平野部と、箱根から多摩地方や秩父地方にかけてで25センチ、
▽関東南部の平野部で10センチ、
▽東京23区で2センチなどと予想されています。
東京23区の一部でも積雪となり、予想より気温が低くなった場合には、大雪となるおそれがあります。
28日朝以降は平野部から次第に雨に変わる見込みですが、山沿いでは28日夜にかけて雪が降り続くところがある見込みです。
気象庁は交通への影響や路面の凍結などに注意するよう呼びかけています。
一方、発達する低気圧の影響で西日本では28日朝にかけて、東日本の太平洋側では28日夕方にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹くところがある見込みです。
気象庁は、暴風や高波に警戒するとともに西日本では落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
2020-01-27 11:39:00Z
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