新型コロナウイルスの感染拡大により休館を余儀なくされていた美術館や博物館が再開の動きを見せ始めている。その一方で、緊急事態宣言が解除された地域であっても大規模なイベントの中止発表が相次ぐ。そうなるのと気掛かりなのは、海外の著名画家の作品や国内の至宝を集め会期中に数十万人規模の来場者を呼び込む展覧会の行方だ。東京・上野などで毎年のように開かれており、今年も「史上初」などと銘打たれた会が目白押し。既に中止に追い込まれた例もある中、従来どおりのあり方を維持できるのだろうか。(共同通信=松森好巨)
「#まぼろしの展覧会」―。4月後半、ツイッターでこんなハッシュタグが登場した。使い始めたのは上野にある東京都美術館の公式ツイッター。新型コロナの影響により中止となった「ボストン美術館展 芸術×力」の担当学芸員が、開かれるはずだった展示にちなむクイズなどを始めると告知する投稿に添えられていた。
米ボストン美術館のコレクションから、権力者と芸術との関わりをひもとくことを意図した同展。予定では4月16日から7月5日まで開催予定だったが、3月下旬に開幕の延期が決定し、4月17日に中止が発表された。感染拡大の影響により米国から作品輸送のめどが立たなかったためだという。同展は21年1月にかけて福岡市美術館と神戸市立博物館に巡回する予定だったが、いずれも中止となっている。
予定していた会期が丸ごと中止になった展覧会はほかにもある。
東京国立博物館で3月13日から5月10日まで開催予定だった特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」は4月10日に中止が決まった。同展公式サイトによると、同博物館は感染防止のため2月末から臨時休館となっていたが、政府による緊急事態宣言を受けて開幕を断念したという。
密閉、密集、密接の3密回避の重要性が叫ばれるようになった2~3月以降、室内に大勢の人が集まる施設の大半が営業を自粛。美術館や博物館もまた室内で展示品を鑑賞するのが基本であり、規模の大小を問わず多くの施設が休館していった。
そもそも、美術館や博物館にはどれだけの人が集うのか。この点、二つに分けて考える必要がありそうだ。収蔵品を常時展示する「平常展」や「常設展」に関しては、普段から上野をよく訪ねる記者の実感ではあるが、土曜や日曜であっても混雑することは少ない。
他方、一定期間だけ開かれる特別展になると事情は異なる。
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