ダイヤモンドS(芝3400メートル)が22日、東京競馬場で16頭によって争われ、木幡巧騎乗でしんがり16番人気のミライヘノツバサが3番人気メイショウテンゲンとの叩き合いをハナ差制してV。大波乱を呼んだ。ミライを管理する伊藤大士調教師(47)=美浦=は開業12年目でのうれしい重賞初勝利となった。
3400メートルを走り切った先に、感動の復活Vが待っていた。7歳馬ミライヘノツバサが、メイショウテンゲンと芦毛同士の壮絶な競り合いをハナ差で制し、悲願の重賞初勝利。16頭立て16番人気の大激走は、JRA重賞史上3位の単勝3万2550円という高配当で、東京競馬場は大きなどよめきに包まれた。
「びっくりです。相手の伸び脚が良く、正直負けたかと思ったし、最後は神様に願って、勝ってたらいいなと。本当に馬に感謝です」
検量室に引き揚げてきた木幡巧騎手が驚きの表情で相棒をたたえた。中団でじっくり進め「脚をためていったら、すごい脚を使った。最後も根性を見せてくれて…」と脱帽する奮闘ぶりだった。
もともと、ミライヘノツバサは非凡な力を秘めていた。だが、4歳を迎えてAJCC3着、日経賞2着と軌道に乗った矢先に、右前脚の浅屈腱炎を発症。1年半におよぶ戦線離脱を強いられた。
復帰後も脚元を考えながらの調整。輝きを取り戻せずにいたが、「思い切って(強い調教を)やってみよう…と。長い距離でバテないしぶとさも生かせたね」という伊藤大調教師の決断が功を奏した。「長かったね…」という言葉にも実感がこもる。復活への道のり、そして厩舎開業12年目での重賞初勝利。喜びをしみじみとかみ締めた。
父ドリームジャーニーに初の重賞をプレゼントし、青森県産馬としても2008年ローズSのマイネレーツェル以来となる重賞V。多くの明るいニュースを届けたミライヘノツバサが、次に目指すのは天皇賞・春(5月3日、京都、GI、芝3200メートル)だ。長距離の最高峰へ、輝く未来へ、大きく翼を広げて羽ばたく。 (板津雄志)
■ミライヘノツバサ 父ドリームジャーニー、母タムロブライト、母の父シルバーチャーム。芦毛の牡7歳。美浦・伊藤大士厩舎所属。青森県・諏訪牧場の生産馬。馬主は三島宣彦氏。戦績23戦5勝。獲得賞金1億4486万8000円。重賞初勝利。ダイヤモンドSは伊藤大士調教師、木幡巧也騎手ともに初勝利。馬名は「未来への翼」。
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